レコードチェーン「diskunion」リブランディング
関東圏内を中心とした大手レコードチェーンのリブランディング。社長の広畑さんを中心に、役員の方や最終的には店舗スタッフの方々を巻き込みながら議論を広げ、「CIを変える」という結論ありきの進め方でなく、どんなCIであるべきなのか、そのためにはどのような会社であるべきなのかを話し合いながらリブランディングしました。
Rebranding of a major record chain in the Kanto region. Led by Mr. Hirohata, the president of the company, we expanded the discussion to include the board members and eventually the store staff, and instead of proceeding with the conclusion of "changing the CI," we discussed what kind of CI should the company have? What kind of company should we be? We rebranded the company while discussing these questions.
2014/11
client:disk union
PRD/CD/AD:YutaOda
STRATEGY/CREATIVE STRATEGY:HirokiIguchi/RyunosukeNishikawa
CW:KenMatsuda
PHOTO:KiyoakiSasahara
「COMPOUND」とは立体を磨き上げる為の「研磨剤」です。
また「混合物」という意味も含まれていて、そのもの自体が混ざり、
交わっている状態を意味しています。
私たちはグラフィックデザインを軸足としていますが、
しかしそれが影響する範囲は決して、縦×横の平面にとどまるものではありません。
デザインとは「設計」であり、たとえ一枚のポスターであっても、
コミュニケーションの衝突を解決するためのものであるはずだからです。
私たちはコミュニケーションにおける課題の発見からスタートし、
その解決のために常に立体的に「設計」することをもって、
最終的な成果物とすることを得意としています。
そのため、ディレクションの領域はときにグラフィックデザインを飛び越え、
商品開発からブランド戦略まで、多岐にわたります。
そこにある課題を立体的に捉え、自身もそこに混ざり交わっていくことで、
この世界を価値ある、磨きのかかったものに仕上げていくこと。
それが「COMPOUND」の使命です。